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食彩工房 / 2025.05.26

今日のIBSラジオ・ワイドステーションでご紹介の逸品はコレ

毎週月曜日、フレッシュフィールドからお届けの、IBCラジオ・ワイドステーション月曜日、のり子の美味しいレシピ(15時30分ごろ)で本日ご紹介の逸品は、愛知県の甘強酒造さんの甘強みりんの味醂粕を使用した「みりん粕漬床」のご紹介です。

日本の伝統的な製法による味醂の味醂粕は、江戸時代にはお菓子としても食べられていたと文献にも残る伝統食材です。

徳川家康でおなじみの三河は味醂づくりが盛んで、伝統製法で造られる味醂は発酵してアルコールと甘みのある「もろみ」を圧搾することで、味醂の原液と絞り粕に分離します。この粕が、味醂粕です。白い梅の花のようなので「こぼれ梅」ともいわれています。

現在、味醂を昔ながらの製法でつくるメーカーは少なく、味醂醸造の中心地である愛知県でしか造られていないため、味醂粕そのものは専門店でもなかなか手に入らない幻の発酵食品です。この味醂粕をご家庭でも使いやすく、味醂粕、酒粕、本みりんと地元愛知県産の醤油をブレンドして、味醂の醸造蔵元ならではに仕上げたのが、ご紹介の「みりん粕漬け床」です。

保存料や各区旨味調味料を使用せず、醸造でつくられた天然の旨味成分だけを、更にじっくりと低温熟成させることで、より深みのある味に仕上げてあります。

魚介類や肉類の下味や、漬物感覚で野菜などを漬けこんだり、各種炒め物の調味料、ソテーのソースに煮詰めたりと、毎日の料理に深みが加わります。

旨味と甘みの調味料ですので、塩味でパンチを加えたい方は、お好みで塩味や醤油、味噌等を加えてお楽しみください。

ラジオでは、パーソナリティーの『後藤のりこ』さんと『神山浩樹』アナの調理とご試食の感想が楽しめます。お聴き逃しの方は、スマートフォンアプリのラジコをご利用下さいませ。